まちかどギャラリーでは

ペインター、八重樫ゆいによる展覧会 

「梅雨、南西」を

6月3日(土)~7月2日(日)の期間、開催いたします。

 


Courtesy of the artist and MISAKO & ROSEN
photo: KEI OKANO

 

 

 

 八重樫さんは1985年、千葉県生まれ。2011年、東京造形大学大学院修了後、東京を拠点に活動し、国内外の美術館やギャラリーで発表経験を持つ、今注目される若手美術家です。

 

 

 

 

近年では、梅津元企画によるαMプロジェクト2016「トランス/リアル—非実体的美術の可能性」vol.3|末永史尚・八重樫ゆい「Transform/Paint」や東京オペラシティアートギャラリーで開催された「絵画の在りか」に出品するなど、日本の現代絵画を語る際に外すことのできない作家の一人だと言えるでしょう。

 

 

 

2015年に開催された「現代地方譚3 アーティスト・イン・レジデンス須崎」ではCOBRAとのコラボレーション作品『The exotic communication』を展示しました。

 

 

 

 

 

The exotic communication(部分)

2014年

パネル、油彩、c-print、ルーレットの針、布地、サウンドデータ

撮影:森本美絵

 

 

 

 

自作をゲームに見立てたユーモアと暖かさに満ちたプレゼンテーションが印象的でしたが、今回の個展ではどのような作品が見られるのでしょう。

 

 

 

八重樫さんの絵画は細やかな配慮とストイックな制作態度を通じて出来上がります。

 

 

 

 Courtesy of the artist and MISAKO & ROSEN
photo: KEI OKANO

 

 

キャンバスに油彩というオーソドックスな絵画の材料を用い描かれる、布生地のパターンを思わせるような色面の、小さく、静かな作品は、作家が独自に設定したルールとシステムによる新たな絵画を探求する営為の重なりです。鑑賞者はその画面と対峙することで、作者の営みとシンクロするような喜ばしさを感じるでしょう。

 

 

 

今展では、八重樫さんの絵画がアートギャラリーや美術館とは異なる日本建築、旧三浦邸の空間とどのように調和するのかも見どころの一つです。

 

 

 

展覧会初日には作家が来廊し、須崎市出身の美術家、竹崎和征氏を交えたアーティストトークを行います。共に絵画にこだわりを持ち制作する二人による対談です。とても楽しみですね!

 

アーティストトーク

日にち:6月3日(土)

時 間:16:00~

 

 

また、トーク終了後にささやかなオープニングパーティーを開催いたします。

是非、ご参加ください。

 

 

 

 

 

このブログを書いた人

川鍋 達
川鍋 達
千葉県出身。美術を専門に学んだのち、ドイツに渡り、研鑽を重ねアーティストとして活動。国内外の展覧会に参加。帰国後、美術教員を経て地域おこし協力隊として須崎市に移住。経験を活かし、まちかどギャラリー運営のサポートに当たる。協力隊任期が終了後、引き続きまちかどギャラリー館長として企画・運営に従事。アートプロジェクト「現代地方譚 アーティスト・イン・レジデンス須崎」のディレクターを務める。