川から流れた土砂や砂が堆積してできた三角州のことをデルタ地帯とも言います。

 

 

アメリカ合衆国ミシシッピ川中流から中流から下流域に広がる肥沃な平野は「ミシシッピデルタ」と呼ばれ、ブルース発祥の地として音楽を志す者たちの聖地となっているそうです。

 

 

2013年頃、高知県西部で音楽活動を行っていた若者たちが武者修行としてそのミシシッピデルタを横断し演奏ツアーを行いました。帰国後ツアーの記録として制作したドキュメントムービーを契機に彼らは本格的な映画制作にも乗り出します。
この映画「日常と長い夜」は以前まちギャラで上映しましたよ→詳しくはこちら

 

ツアーメンバーだった志和樹果と村井洋平はそれぞれ「土にかえる」「私にいたる道」という作品を完成させました。

 

 

さてさて、
州の先という意味を持つここ須崎もまた河川に挟まれたデルタ地帯です。

 

映画館がなくなって久しいこの町で
スサキΔ(デルタ)シネマ・マルシェが開催されます!

 

 

高知の若手映画監督特集として、志和、村井両作品に加え、高知にルーツをもち、昨年より窪川に移住し

制作する甫木元空の「はるねこ」を上映いたします!

 

奇しくも音楽で通底する3人の監督たち、それぞれの作品上映後は監督自らライブを行うユニークな企画。上映会場の外ではマルシェも開催されるので、1日ゆったりと過ごすことができます。

 

11月3日・4日、芸術の秋を須崎で楽しんでください!
チケットはまちギャラで販売中。

 

投票も忘れずにね!

 

 

 

このブログを書いた人

川鍋 達
千葉県出身。美術を専門に学んだのち、ドイツに渡り、研鑽を重ねアーティストとして活動。国内外の展覧会に参加。帰国後、美術教員を経て地域おこし協力隊として須崎市に移住。経験を活かし、まちかどギャラリー運営のサポートに当たる。協力隊任期が終了後、引き続きまちかどギャラリー館長として企画・運営に従事。アートプロジェクト「現代地方譚 アーティスト・イン・レジデンス須崎」のディレクターを務める。