7月

いよいよ夏本番ですね

 

 

すさきまちかどギャラリーでは

今月から新しいワークショップが始まります

 

 

須崎の伝統的なわら馬を作る

「わら馬作り体験」です

 

 

 

わら馬??

 

 

 

わら馬

みなさんはご存じでしょうか?

 

 

私は、生まれも育ちも須崎ですが知りませんでした。。

 

 

なので

聞いたことないよー、という方に

 

 

最初に「わら馬」についてのご説明をさせていただいて

次にワークショップの内容をお伝えしますね

 

 

 

それでは

「わら馬」とは

 

 

江戸時代ごろから、須崎をはじめ高知県内各地に残る伝統的な七夕かざりです

 

 

そう、七夕かざりだったんですねwわら馬

 

短冊に願い事を書いたり、折り紙でちょうちんや輪つづりなんかを作った記憶はありますが

七夕かざりと聞いても

やはり私は、藁で作った馬の記憶は出てきません

 

 

そうなんです

実はほとんどの地区では風習が途絶えていて

現在須崎市では2ヶ所の地区で行なっているだけなのだとか

 

また、高知県内では西部が中心なのだそうです

 

 

 

そして

「わら馬の意味あい」とは

 

 

家内安全

五穀豊穣

農耕で働く馬への労い

おり姫さまを乗せる馬

ご先祖さまを乗せる馬

 

疫病や災いから守る結界、という意味もあるそうです

 

 

こういった意味あいは

地域ごとに少しずつ違っていて

 

 

疫病が流行したときに

七夕さまに願いをかけたのが始まり

という地域もあるそうです

 

 

一言で「わら馬」といっても

地域ごとに

わら馬の作り方や、飾り方、飾る期間なども違っていて

 

その地域で独自に発展していった

というのも興味深いですね

 

 

 

さて次は

ワークショップの内容についてです

 

 

わら馬のメスを1体作ります

 

時間は1時間30分程度

 

料金は1,000円(税込み)です

 

お申し込みは、お電話にて3日前までの予約制となっております

 

 

 

七夕かざりでは

わら馬のオスとメスの一対をかざるのですが

このワークショップでは

メス1体を作ります

 

 

もう一体作りたい

オスも作ってみたい、という方には

1体ぶんのわら馬を作れる

 

「わら馬作りキット」を1つ500円で

ご用意していますのでお申し出くださいませ

 

 

オスのわら馬は

メスとは頭の位置が異なるのと、たてがみがあります

 

 

こちらもお声がけいただければ

作り方をご案内させていただきます

 

 

 

なお

七夕かざりである「わら馬」ですが

わら馬作りの伝統を伝えていきたいという思いから

七夕の時期だけではなく

通年で行うワークショップとなっております

 

 

 

 

最後に

わら馬は

同じ方法で作っても三者三様

一つとして同じわら馬にはならないところが

味わいのひとつです

 

 

あし長のスラッとしたわら馬

ずんぐりとしたわら馬

立派な尾のわら馬

小顔のわら馬

 

 

世界で一つの

あなただけの「わら馬」を作ってみませんか?

 

 

 

 

【場所】  すさきまちかどギャラリー/旧三浦邸

【予約受付】  午前9時~午後5時(3日までの予約制)

【TEL】  050-8803-8668

【休館日】  月曜日(祝日の場合は翌日休) 年末年始(12月29日~1月3日)

 ※次回展示の搬入など臨時休館あり

【内容】  わら馬メス1体を作ります

【定員】1~4名

【所要時間】  1時間30分程度(開始時間は午前9時~午後3時まで)

【料金】  1,000円(税込み)

【駐車場】  有り(6台)

【龍馬パスポート】体験プログラム:1回のご利用につきスタンプ2個

 さらにステージに応じた割引特典も!

(青・赤)10%OFF

(ブロンズ・シルバー・ゴールド)20%OFF 

 ※ゴールドの方には粗品をプレゼント

このブログを書いた人

有信 京子
須崎生まれの須崎育ち。ながらく離れていた須崎に28年ぶりに帰郷し、すさきまちかどギャラリーのスタッフに。 アートや地域の文化にふれる中で、見て楽しむだけではなく、考える面白さを日々感じています。「アートによる地域の賑わいづくり」をコンセプトに、県内外のアーティストさんや地域文化、そしてここで出会った人たちとの繋がりの場をご提供していきます。