9月16日(土)・17日(日)は「すさきまちかどゼミナール」
残念ながら今年も台風のため2日目は中止となってしまいました。
受講を楽しみにされていたみなさん、準備をされていた講師のみなさんごめんなさい。
それでも第1日目は様々な講義が行われ、楽しんでいただきました。来年はフルに開催できたらいいなー。

 

 

 

 

そんなわけで、まちゼミ最後の講義はミュージシャン、オジイ川端の「極私的ロックの歴史」となりました。

 

 

会場はライブハウス、飲食可のリラックスした雰囲気の中での講義でしたが、内容は充実していました。あまりに濃い内容のため、長いロック史のさわり、ロック前史といったところまででかなりの時間オーバーとなりましたが、続きが楽しみになりましたねー。

 

 

聴き覚えのある楽曲も当時の社会情勢やムードについて解説を聞くとまた違いますね。

 

 

~ブラック・ミュージックをルーツとしながらも、若者の反発、スタイルの象徴として広まり大衆的、世俗的だった”ロック・アンド・ロール”がやがて【言葉】を獲得し今の”ロック”の世界を獲得した~

 

 

最後に「ライクアローリングストーン」が流れた時はカンドーで涙が溢れてきちゃいましたよ!

 

そして”ロック”が生まれた時代背景を思う。

 

折しも今、上空をミサイルが横切り、ヘイトの感情が憚りなく発せられ、格差と不寛容に溢れる不穏な現在、私たちは再び、自分たちの【言葉】を獲得しないとならないのかもしれませんね。

 

 

間も無く始まるアーティスト・イン・レジデンス須崎 現代地方譚5のテーマは

「想像の葦」”いま考えること、将来を想像すること”

 

 

ここでロックの歴史第2弾開催できたらいいですねー。

このブログを書いた人

川鍋 達
千葉県出身。美術を専門に学んだのち、ドイツに渡り、研鑽を重ねアーティストとして活動。国内外の展覧会に参加。帰国後、美術教員を経て地域おこし協力隊として須崎市に移住。経験を活かし、まちかどギャラリー運営のサポートに当たる。協力隊任期が終了後、引き続きまちかどギャラリー館長として企画・運営に従事。アートプロジェクト「現代地方譚 アーティスト・イン・レジデンス須崎」のディレクターを務める。