昨日は大好きな漫画の
新刊の発売日だったなぁ
帰りに買って帰らなきゃなぁ
・・・と思っている
マンガ大好きな私ですが
まちかどギャラリーと、須崎市立文化会館でも
9日より「須崎市チェココミック展」を開催いたします。
まずチェコと須崎市。
どんな関わりが?
須崎市は東京オリンピック・パラリンピックでの
チェコ共和国のホストタウンとして登録しています。
その為、2017年よりチェコ共和国から
カヌー競技の選手が来訪、合宿練習を重ね
今年もオリンピックの事前合宿のために
須崎市に来られていました。
↓銅メダルを取ったそう。うれしい。
そんなチェコ共和国との
関わりの流れから
チェコ・プルゼニュにある
西ボヘミア大学の学生さんの作品を
須崎市立市民文化会館ホワイエにて
↑準備中
本展企画者の一人であり、西ボヘミア大学の教授。
チェココミック作家でもある
ヴァーツラフ・シュライヒさんの作品を
まちかどギャラリーで展示することになりました。
↑準備中
チェコでは第2次世界大戦中の芸術に対する厳しい検閲
戦後の共産党政権下での資本民主主義主義文化の制限
そして資本民主主義への転換による抑圧からの解放
その歴史の流れの中で
私たちが読むマンガとは
また違うチェココミックという
独自のスタイルが出来上がりました。
どちらかというと
芸術的作品、アートとしての扱いに近いみたい。
↑こちらにも詳しく書かれています。
会場で配布いたします。
そんな独自スタイルの
チェココミックですが
今回の須崎市民文化会館での作品は
西ボヘミア大学の学生さんが
ステレオタイプの日本のイメージを乗り越え
日本人の精神性を理解しようと試みました。
どんどんとストーリーが展開し
擬音語擬態語がたくさん出てくるマンガとは
異なっています。
心の機微、わびさび
移ろいゆくもの、はかないものを愛おしいと思う
心の奥の方の動き
日々忙殺で
そういった心を
置いてきてるなぁと
作品を通して日本人の私が
逆に気が付かされたりしています。
私にとっては
じわじわとしみいる
そんな作品たちでした。
まちかどギャラリーでは学生さんたちを
指導したヴァーツラフ・シュライヒさんの作品が並びます。
シュライヒさんも日本に興味を持ち
理解を深めようと模索するなかで出会った
日本在住のジャン・ギャスパール・パーレ―ニーチェクさんと
本企画を発案しました。
様々なタッチで描かれている
シュライヒさんの作品を
ギャラリーの空間と一緒を楽しんでもらえると思います
自分以外のものを
理解しようとする試みは
尊いっ!
とヲタらしく
締めたいと思います。
見ごたえありますので
皆さんのお越しをまってますー!
このブログを書いた人
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須崎市うまれ須崎市育ちの須崎だいすきビト♪
「現代地方譚」の企画から現代美術をはじめ、「美術っておもしろい。」「文化って興味深い」と思うようになりました。現在は2児の母として、仕事に家庭に走り回っています。
母親の立場から見て、親子連れにも優しい施設、催しをつくっていきたいです。移住サポーターもしているので、須崎へ引っ越して来た方、引っ越しを考えてる方、色々お話も出来ると思うので、気軽に声をかけてくださいね。
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