10月は里親月間ということで里親制度を紹介し普及するパネル展が始まっています。

 

 

 

 

児童文学の不朽の名作「赤毛のアン」。わたしは子どもの頃世界名作劇場のテレビアニメで親しみました。原作は1908年に発表された小説ですが、今年になって再びアニメ化もされていたのだとか。いつの時代にも愛される作品なのですね。

 

 

 

 

 

 

想像力豊かでお喋り好きな主人公の少女アンは幼い頃に両親を亡くし孤児院で育ちましたが、その後里子として引き取られた老兄妹のもとで様々な経験をし、人間的に成長していく物語です。

 

 

何かの理由で家族と一緒に暮らすことの出来ない子どもたちがもし、保護者の代わりとして誰かに迎え入れてもらい、家庭的な環境で愛情を受けて育つことができたなら、その子たちの思い描く夢や未来は違ったものになるかもしれません。

 



社会全体で子どもたちの成長をサポートしようという里親制度。

 

 

さまざまな事情から家族と一緒に暮らせない子どもたちが全国で約45,000人います。そのうち高知県では約350人の子どもたちが、児童福祉施設や里親家庭で暮らしています。そして須崎市では…、里親として子どもを受け入れる例はまだまだ少ないのだそうです。

 

このパネル展示を通じて、少しでも里親制度に対する関心・理解が深まると良いなと思います。

 

 

 

会場で簡単なアンケートに答えるとプレゼントももらえます!この機会にぜひご覧ください。

 

里親制度パネル展 in 須崎
会期:2025年10月28日(火)~11月3日(月・文化の日)
時間:9:00~17:00

 

このブログを書いた人

川鍋 達
千葉県出身。美術を専門に学んだのち、ドイツに渡り、研鑽を重ねアーティストとして活動。国内外の展覧会に参加。帰国後、美術教員を経て地域おこし協力隊として須崎市に移住。経験を活かし、まちかどギャラリー運営のサポートに当たる。協力隊任期が終了後、引き続きまちかどギャラリー館長として企画・運営に従事。アートプロジェクト「現代地方譚 アーティスト・イン・レジデンス須崎」のディレクターを務める。