かつて、このまちの生活の一部として
人々とともにあった銭湯「錦湯」
平野さんは、そこに封じ込められている
思い出や出来事などをおもい、
錦湯のための作品を制作されました
平野さんは実際に錦湯に作品を
置いてみたときに色味が合わない
と、思われたそうで
一度、作品を持ち帰り
描き直したのだそうです
建物外観の2階の作品もまた、
最後まで微調整をされていて
錦湯がこれまでに蓄積してきた
記憶や建物の風合いに寄り添いながら
ギリギリまで手をかけていらっしゃいました
作品とともに
錦湯のこれまでの歴史や記憶にも
ぜひ、おもいをはせてみてください
錦湯に展示されている
浮さんの音の作品とともに
鑑賞するのもおすすめです
錦湯が銭湯であったころを
想像しながら鑑賞を楽しんでいると、
鏡の奥からふと
在りし日の錦湯の姿が
映りこんだような気がして
何度ものぞきこんでしまいました
平野さんの作品は
まちかどギャラリーにも展示されています
廊下を真っ直ぐ進んだ突き当り
こちらの作品もお見逃しのないようご覧ください
現代地方譚12 小さきに宿る
Artists
赤木 遥/阪上洋光/浮/大薗彩芳/平野史恵/濵田明李/motoki tanaka
開催期間 | 2025年1月18日(土)~2月16日(日)
時間 | 10:00-17:00 月曜休館
会場 | すさきまちかどギャラリー/旧三浦邸 高知県須崎市青木町1-16
旧錦湯 高知県須崎市浜町1丁目2−1
主催 | すさき芸術のまちづくり実行委員会
共催 | すさきまちかどギャラリー/旧三浦邸
お問合せ| すさきまちかどギャラリー/旧三浦邸 050-8803-8668
このブログを書いた人
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須崎生まれの須崎育ち。
アートと、鳥と、あま~いお菓子がだいすき♪
約10年間、あま~いお菓子に携わる仕事をした後に、アートに関連するすさきまちかどギャラリーへ。
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