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呪文、恋心、謎のハミング、解毒剤としてのアート?

不可解で奇妙、でもなぜか グッとくる。

 

 

映画「地蔵とリビドー」上映会+トークイベント

 

 

独創的なアート作品を生み出し続ける障害者施設「やまなみ工房」。

いま彼らの作品はアメリカやヨーロッパのアート市場を中心に世界的な注目を集めている。

 

工房に通所するのは知的障害や精神疾患を持つアーティストたちだ。彼らは実名で登場し、その日常が包み隠さず描かれている。

 

作品がいつ完成するのか、それは彼ら自身にもわからない。作品が誰に評価されるのか、彼らはまるで関心がない。ただ衝動のままに創作し続ける彼らの姿がそこにあるだけ。ひとつ事実として言えるのは、作品が彼らと他者との確かな結節点となっていることだ。

 

アウトサイダーアートに造詣の深いジャーナリストや美術関係者へのインタビュー、障害を持つアーティスト自らが語る「精神状態と創作の関係性」など、彼らの切実な表現欲求の根源を探るドキュメンタリー。

 

 

CONCEPT

近年、「アール・ブリュット」や「アウトサイダー・アート」という言葉によって、障がいのある方の作品や表現が国内外で注目を集め、作品やそのつくり手が紹介される機会が多くなっています。中でも、滋賀県にある障害者施設「やまなみ工房」に通う方がつくりだす作品はとても高く評価され、海外のアート市場でも高い注目を集めるとともに、スイスやフランス、アメリカ、イギリスなどの博物館やギャラリーにも収蔵されました。
映画「地蔵とリビドー」は、「やまなみ工房」で作品がつくられるその日常を紹介するドキュメンタリー映画です。映画では、登場するメンバーの個性が放つ魅力にスポットを当てています。それぞれのスタイルで過ごすメンバーとそこに寄り添うスタッフたち。何という事のない日常の光景には、「やまなみ工房」の大切にしていることがちりばめられ、観る者を魅了していきます。
今回はその映画を上映するほか、映画監督の笠谷圭見氏と「やまなみ工房」施設長の山下完和氏をお招きし、トークイベントを行います。創作活動において大切にしていることや、創作活動・作品を通じ起こった変化などお二人にお話を伺いながら、参加者の皆さんとともに障がいのある方が通う施設での文化芸術活動の在り方や関り方、その意義などについて考える機会になれば幸いです。
日本では、2018年に「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」が公布・施行され、翌年「障害者による文化芸術活動の推進に関する基本的な計画」が厚生労働省と文化庁により策定されています。
なぜ障がいのある方の文化芸術活動を推進していくのか。
本イベントが、障がいのある方の文化芸術活動がよりよいものになるとともに、文化芸術活動を通じた社会とのかかわり方や社会そのものの在り方をみなで考える一端となることを願っています。

 

 

 

―上映会情報-

 

■高知市会場

(上映時間62分)

[日時] 2022年3月5日(土) ①14:30-  ②16:30- ※15:40-トークイベント

[場所] 高知市立自由民権記念館 民権ホール(高知市桟橋通4丁目14-3)

[料金] 1000円/小学生以下無料

[定員] 各回66名

[問い合わせ先] 藁工ミュージアム

 


 

■須崎市会場

(上映時間62分)

[日時] 2022年3月6日(日) ①13:30-  ②15:30- ※14:40-トークイベント

[場所] 須崎市立市民文化会館 大会議室B (須崎市新町2丁目7番15号)

[料金] 1000円/小学生以下無料

[定員] 各回30名

[問い合わせ先] すさきまちかどギャラリー

 

 

 

ー本映画監督とやまなみ工房施設長によるトークイベント!!ー(40分~50分程度)

映画製作に至った経緯や創作活動に対してやまなみ工房さんが大切にしていること、創作活動や作品を通じ起こった変化、撮影の裏話などについてお話を伺います。

障がいのある方が通う施設での文化活動の在り方や関わり方、その意義などについてみんなで考える一端となれば幸いです。

 

[出演] 笠谷圭見(映画監督)/山下完和(やまなみ工房施設長)

[進行] 高知会場 藁工ミュージアム学芸スタッフ 松本志帆子

     須崎会場 すさきまちかどギャラリースタッフ

 

出演者プロフィール

笠谷 圭見(かさたに よしあき)RISSI INC.クリエイティブディレクター

障害者施設で生み出される創作物の魅力を社会に発信するプロジェクト「PR-y」を主宰し、国内外のギャラリーや研究機関・教育機関などとの橋渡しを手がける。2013年より「DISTORTION」というコンセプトワードを掲げ、写真・映像・ファッション・インスタレーションなど、様々な領域で障害者とのコラボレーションによる表現活動を行っている。

 

 

 

山下 完和(やました まさと)社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房施設長

高校卒業後、様々な職種を経た後1989年5月から、障害者無認可作業所「やまなみ共同作業所」に支援員として勤務。その後、1990年に「アトリエころぼっくる」を立ち上げ、互いの信頼関係を大切に、一人ひとりの思いやペースに沿って、伸びやかに、個性豊かに自分らしく生きる事を目的に様々な表現活動に取り組む。2008年5月からはやまなみ工房の施設長に就任し現在に至る。

 

 


 

 

[主催] 藁工ミュージアム/須崎市/特定非営利活動法人 暮らすさき

[協力] やまなみ工房/株式会社リッシ/シネマ四国

高知県障害者文化芸術活動支援事業/須崎市社会参加支援事業

 

 


 

 

■ご予約・問い合わせ先

藁工ミュージアム(10:00-18:00/火曜休館)

[TEL/FAX]  088-879-6800

[E-Mail]  info@warakoh.com

予約フォームはこちら→

 

 

すさきまちかどギャラリー(9:00-17:00/月曜休館)

[TEL/FAX]  050-8803-8668

[E-Mail]  machikado.gallery@gmail.com

予約フォームはこちら→

 

 

高知県のガイドラインに基づくイベントにおける感染防止安全対策はこちら→

イベントフライヤー

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