都市部を中心に据えた従来的な芸術の価値観から離れ、地域の記憶や歴史に注目した表現活動を継続しているアーティスト、白川昌生(しらかわよしお)氏を招き「地域と芸術」をテーマにトークイベントを開催いたします。
白川氏は福岡県に生まれ、70年代にヨーロッパで哲学と美術を学んだ後、現在は群馬県を拠点として活動しています。作家自身が生活する地域社会、経済に深く関わることを重視した作品制作や展覧会の企画を行うほか、『美術、市場、地域通貨をめぐって』(2001)、『贈与としての美術』(2014)といった著書を通して、美術についての言説も展開しています。
今回は白川氏がこれまで携わってきたアートプロジェクト「場所・群馬」や地域おこしのアート祭「駅家ノ木馬祭(うまやのもくばまつり)」、近著『芸術と労働』(2018)などを話題に、高知でのアートの在りようを考える場としたいと思います。
是非ご参加ください。
日にち: 2018年8月20日(月)
時 間: 15:00~16:30
会 場: すさきまちかどギャラリー(須崎市青木町1-16)
料 金: 無料
問合せ: 050-8803-8668
申し込み先:「地域と芸術」白川昌生アーティストトーク参加申し込みフォーム
主 催: すさきまちかどギャラリー
登 壇: 白川昌生
協 力: 川浪千鶴(前高知県立美術館学芸課長)、土谷 享(KOSUGE1-16)