音楽家・サウンドアーティスト 松本一哉 3rd アルバム『無常』リリースツアーによる パフォーマンス企画を “すさき まちかどギャラリー/旧三浦邸 ” にて開催。
波紋音などの造形物や非楽器を用い、演奏と偶然に起こる環境音との境界線を無くしていき、日常の聴き慣れた事象に新たな切り口を与え、聴く事に没入する音体験へとご案内します。
松本一哉 3rdアルバム「無常」リリースツアー at すさき まちかどギャラリー/旧三浦邸
■日時:2023年3月10日(金) 開場12:30 / 開演13:00
■会場:すさき まちかどギャラリー/旧三浦邸
〒785-0004 高知県須崎市青木町1−16
■出演:松本一哉
■料金:入場無料・投げ銭制
■予約:horhythm18@gmail.com 宛に、お名前・人数・電話番号を明記の上ご連絡ください。
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▶︎プロフィール
松本一哉
音楽家・サウンドアーティスト・ドラマー
打楽器奏者の経験と、環境音との音源制作で培った音を鳴らす・聴く経験を基に、環境ごとにあるモノ・造形物・自然物・身体・装置など、本来楽器では無いモノも用いて多様な音表現を行う。自身で起こす音と環境音との境界線を無くし、音に没入させる即興表現を追究している。
これまでに「水のかたち」「落ちる散る満ちる」「無常」の3作品をミニマル・アンビエントの名門レーベルSPEKKからリリース。
偶然に起こる環境音との即興による音源制作を基に、映画・映像作品・舞台公演・商業施設への楽曲制作、全都道府県演奏ツアー、コロナ禍にライブ公演を行わず人に会いに行く事を目的に企画した「人の音を聴きに行くツアー」、空間展示、サウンドインスタレーション、展示会場に滞在・生活して音を展示し続ける動態展示、今野裕一郎が主宰するパフォーマンスユニット「バストリオ」との企画や公演に参加や、2021年から北海道知床で開催されている「葦の芸術原野祭」の立ち上げから実行委委員として参加するなど、音による表現を軸に活動を展開している。
松本一哉 3rd アルバム「無常」
2022年11月11日に松本一哉 の 3 枚目となるアルバム「無常」をSPEKK からリリースしました。
今作「無常」は、氷をテーマとした作品となっていまして、2014 年から 2022 年までの 9 年 の歳月をかけて制作しました。リサーチを含めると 10 年以上になります。凍結した湖や流氷などが起こす音と共に、本来楽器ではない モノなどを使用し即興で 1 発録音をしたり、色々な仕掛けを用いて環境そのものに働きかけて録音した作品です。
本作は 2 枚組になっていまして、disc1 は氷上で起こる事との演奏や働きかけを基にし、disc2 はハイドロフォンを使用し氷下で起こっ ていた事との演奏や働きかけを基にした作品構成になっています。