独自のコミック文化が育つ国、チェコで画家、コミック作家として活躍するヴァーツラフ・シュライフさんと彼に学ぶ学生たちが須崎を訪れ、ミニ展示とワークショップを行います。
先の東京オリンピックで須崎市がチェコのホストタウンとなったことが縁で、2021年にチェコのコミックを紹介する展覧会が市民文化会館とまちかどギャラリーで行われました。
そこではチェコでコミックを学ぶ大学生が、日本の杉並の日常風景を切り取り、コミックとして表現した「IOGI井荻」と、彼らを指導したシュライフ教授の作品が展示されました。
このコミック作品「IOGI井荻」は異文化地域を研究した上でコミックを制作するというプロジェクトの一環で制作されました。
遠く離れた日本とヨーロッパですが、今は簡単に互いの情報を得ることが出来ます。ですがその文化を理解することは容易ではありません。
プロジェクトではチェコの学生自らがコミック制作を通して、日本に対する表面的な印象を乗り越え、日本文化に根差す本質・精神性を理解し、表現することを目指しています。
2021年の展覧会開催時、シュライフさん本人や学生たちは日本には来られませんでした。今年、満を持して日本に滞在できることになり、須崎を訪ねてくれます。
「IOGI井荻」制作時、課題となったのが両国の感情表現の違いです。
今回のワークショップでは日本とヨーロッパにおける感情の表現方法(言語、表情、ジェスチャーなど)の違いを考察し、様々な感情(喜び、恐怖、悲しみ、怒り、感情など)を4コマ漫画として表してみます。
日本人はチェコ人を、チェコ人は日本人を描いてみることで相互理解を深めます。
皆様のご参加をお待ちしています!
ワークショップ「マンガで描く日本と欧州の喜怒哀楽」
日時:2024年8月17日(土) 14:00~16:00
場所:すさきまちかどギャラリー/旧三浦邸
定員:10名程度
参加費:無料
お申込み:
050-8803-8668 (すさきまちかどギャラリー/旧三浦邸)
または下記申し込みフォームより