—「4つ目の台座」をご存知ですか?—
国会議事堂中央広間には議会政治の基礎を作るために功労のあった板垣退助、大隈重信、伊藤博文の銅像があります。これは、昭和13年(1938年)に大日本帝国憲法発布50周年を記念して作られました。
板垣退助は明治の初めに国会の開設を求め自由民権運動を起こし、日本で最初の政党である自由党の党首を務めました。大隈重信は日本で最初の政党内閣の総理大臣で、立憲改進党の党首とし議会政治確立のため活動しました。伊藤博文は日本で最初の内閣総理大臣であり、初代の貴族院議長です。大日本帝国憲法の起草の中心的役割を果たしました。
ところで、4つ目の台座には銅像がありません。これは、4人目を人選できず将来に持ち越されたといわれています。また、「政治に完成はない、未来の象徴」という意味もあるといわれています。
参議院ウェブサイトより(https://www.sangiin.go.jp/japanese/taiken/gijidou/3.html)
だけどホントは台座に載るべきなのは主権を持った私たち一人一人ではないでしょうか。今年は高知の自由民権運動のはじまりから150年の節目の年、そして今日は衆議院議員総選挙投票日。民主政治に参加した記念にペーパークラフトで小さな台座を作ります。 コーヒーを飲みながらみんなで4つ目の台座に上がりましょう!
参加方法
- 投票に行き、投票所の前でポーズをとり、記念撮影をしてください。なるべく全身が収まるように撮影してください。
- 撮影した画像データをお持ちください。データはUSBメモリーなどに保存するか、下記のQRコードのリンクからアップロードして共有してください。アップロードにはGoogleアカウントが必要です。
- 画像データを印刷し、切り抜きます。
- 台座を組み立て、切り抜いた画像を載せたら出来上がりです。
既に期日前投票している方は自己申告でOK。選挙権のない方の参加も歓迎します! 写真はその場で撮影します。
衆議院議員総選挙 投票記念ワークショップ 「ペーパークラフトで4つ目の台座に上る」
2024年10月27日(日)
於:すさきまちかどギャラリー/旧三浦邸
受付随時・参加無料・コーヒー付き
※投票所前で記念撮影をした写真データをお持ちください